平成20年度教育実習生の感想や、今後の実習生へのアドバイスなどです
・生徒のことをしっかりと見ることが大切だと思う。最初の生徒の印象と、実習が終わったときの生徒の印象がとても変わっている。3週間だが生徒のことを見て、じっくりと関わっていくと、とても充実した実習になると思う。
・時間を大切に。まずは子どものことを考えて。実習は自分の満足感のためにあるのではないということを心に留めておいてください。
・児童・生徒と楽しく関わるだけではなく、考えることがたくさんあるから、大変だけど学ぶことは多すぎるくらいです。
・木曜日の一日生活は事前にどんなことをするか考えて準備をしておいたらいい。
・実習録の所感は、しんどくても毎日きちんと書こう。
・生徒の観察記録は細かいことでもいろいろ書いておくと、後の授業で参考にできる。
・一日生活では、授業時間も長いので計画も大変です。私は、事前実習の時にクラスの先生からのアドバイスもあり、実習が始まる前に実習生で集まって一日生活の計画を立てました。そのおかげで実習が始まってもあたふたすることなく、その他の授業計画にも十分時間をかけられたと思います。充実した実習にしてください。
・実習をする前に指導案の書き方を学んでおく方がよいと思います。いろんな書き方があるので和附特では和附特なりの書き方があると思っています。驚かないように事前の準備をしておこう!
・体力勝負!体調を整えて臨みましょう!指導案の書きから等は事前に学んでおくといい。
・この実習は大変なこともいっぱいだけど、それ以上に得るものも多い。それは先生との間でもだが、子どもと接する中で学ぶことはとても多い。一人一人から考えもしないような発想が次々と出てくる。楽しいことも多いが、時には考えさせられるような場面がある。毎日が驚きと発見の日々で、充実した実習だった。そのためには体調を整えることが何より大切!そして、子どもはよく周りを見ているので、それを知って行動・発言することが大切だ。楽しいものだけでなく、実りのある実習になるように学ぶ姿勢を持って臨もう!
・先生方がとても親切で、何でも相談に乗ってくれます。
・事前に「こういうことがしたい」という目的、視点だけはもっておいたほうが、3週間無駄のない実習になると思います。
・生徒の実態が分かってくるほど、その生徒に応じた授業を考えられるようになるが、逆にあの生徒にはあれもさせたい、こんな課題にも取り組ませたいと思うようになり、教材作りが手の込んだものになり大変になる。
・一日生活は自分自身もいろいろ体験できたし、生徒と一緒に学び楽しめる。
・研究授業は指導案作りなど大変だけど、みんなであれでもないこれでもないと考え、良いものができたときの喜びは大きい。
・授業を考えるときは、一人一人の目標をしっかりと持っておくことがとても大切だと思います。
・ 研究授業は大変だけど、みんなで力を合わせて授業を作るのはとてもやりがいがあり、充実します!
・ 「ボランティアに参加してたから・・・」とか、逆に「そんな経験内から・・・」とかはあまり考えなくていいです。経験よりも「目の前にいる子どもをしっかり見る」ことを意識するようにしてください。生徒とふれあうのは本当に楽しいし、実習の励みになります。
・ 困ったことがあれば周りに相談すること。意外とみんな同じ事で悩んでいたり、迷っていたりします。
・ 教材作りは本当に楽しいです。授業もやっていて回を重ねるうちにうまく進めていけるようになるのは確かです。
・ 私が思うに特別支援学校で一番大切なのは「連携」です。授業では主指導とサブ指導がチームワーク力を働かせていきます。しかし、この主とサブの連携がうまくいっていないと授業は成立しません。実習中に行う授業も、高等部の産業科以外は二人以上で授業作りをすることばかりになります。教生同士がうまくコミュニケーションを取り、授業作りをしっかりとしていくことがこの実習のカギです!
・ 木曜日の一日生活で、校外学習でどこに行くのかを事前に決めておくと、そのために時間を取られることなく進められて、スムーズに計画できます。
・2週間授業をするので、他の人とうまく仕事を分担して進めることも大切です。
・ 給食はすごく美味しいです。変わったメニューがあり、すごく楽しめます。
・同じ授業をしていくメンバーで、協力して授業を考えていくといいですよ。
・実習で楽なことはないですが、とにかく一生懸命頑張ることが大事だと思います。
・ 子どもとすごく濃い時間を過ごせます!
・個別学習は、その子に合わせた授業を自分で考えるので、大変だけどとてもやりがいがあります。教材も自分で作ったりします。
・ 指導案はほぼ毎日提出なので、土日にある程度考えておいた方がいいかもしれません。
・ 子どもとの関わりは、なかなか会話ができないこともあるけど、一緒にいる時間がすごく楽しくて充実していると私は思います。3週間はすごくあっという間に過ぎてしまいます。一日一日を大切に1つ1つの授業を大切にしていってほしいなと思います。
・ 先生にはどんなことでも相談しよう!自分から聞きに行かないとより深い学びは得られないこともある。
・実習生同士、心を開いて語り合おう!みんなで話し合って作る授業があります。話し合いがまとまらなくて、イライラすることもあるけれど、みんなの考えを統一した、みんなの願いがこもった授業は、生徒にとっても実習生にとっても、いい授業になります。
・ この実習は、とても密度が濃いです。なんと言っても授業をする数が多いからです。2週目終わりからは一日担任をすることになり、2週目の授業については1週目から考えておかないといけません。そういう意味で、かなりハードな実習です。しかし、とても充実した実習であることも確かです。指導案については、しっかり書き方をマスターしておいた方が良いと思います。
・ 小学部は集団で遊ぶことが結構多いです。みんながわかりやすいルールで、どの子も活躍できるような楽しいゲームを考えておくといいと思います。
・ 小学部は低中高全ての児童が仲良く活動している。そのため自分のクラス以外の子どもとも多く接することができる。
・ 低学年から高学年まで休憩時間にみんなで遊んだり、合同の時間もとても多いです。その分話し合いの時間が長かったりするけれど、それだけ実習生同士のつながりが深くなると思います。小学部では「発想する力」が大切だと思いました。おもしろい観点をみつけて、自分自身も楽しみながら子どもと一緒に参加することが大事です。楽しい授業の中でも、課題に迫りながら授業を組み立てるのは大変だけれど、いろいろ自由に考えられる分とても楽しく過ごせると思います。
・ 小学部はみんな元気いっぱいでとても楽しいです。休憩時間は学年をこえてみんなで仲良く遊んでいます。
・中学部の「グループ基礎学習」はとても大変ですが、生徒一人一人を見る大切さを知ることができます。
・中学部での実習は大変だ、と聞くかもしれませんが、他にはない授業もあり、本当に充実しています。
・ 中学部は全体や学年をこえたグループの話し合いが多くて時間がかかることがたくさんあるけど、生徒が日々自分の課題に向き合って頑張っている姿が見れて、とても感動します。毎日笑顔をくれます!
・「グループ基礎学習」では、グループの中に様々な能力を持った生徒がいるので、授業を考えるのが大変です。けれども、その授業の内容をどうするのかを中学部全員で考えていくことは、とてもためになります。中学部は本当に楽しいです。
・「グループ基礎学習」はすごく大変です。先生からのダメ出しで一からの考え直しがあるので、できる限り早くから考えておいた方がいいと思います。
・ 高等部総合産業科は一人担任を実習できます。一人で自由に授業を考えられる良さもありますが、やはり独りよがりになりがちです。一人で背負い込まずにいろんな人に相談してください。様々な視点で生徒達を見ることはとても大切です。
・ 実習に臨む前に、高等部の生徒がどのような進路へ進むのかなど、「特別支援学校」のことに縛られず、障害児・者のいろいろなことを勉強しておいてください。生徒をとらえる目が変わると思います。
・高等部の「作業」は楽しいです。生徒と一緒に怒られながら「仕事」や「社会」を学べるとても良い授業です。社会に出る私たちにも、とても必要な授業です。
・高等部1年生では農作業を行います。自分自身初めてすることが多かったので、どのようなことをしていくのか、授業前に担当の先生にしっかりと確認しておくことが必要だと思います。
・芸術は普段の生徒とは違った才能が見えてくるので興味深い。
・情報の時間の前には、パソコントラブルが起きないように事前に準備したり、確認しておくことが大切です。
・総合産業科では一人担任で実習中も普通科、小学部、中学部と違い、一人で考えないといけない場面が多いです。また授業数も多いので、できるだけ時間を有効に使わなければなりません。そして先生にアドバイスを求めることも大切です。先生方はとても丁寧に指導してくれるので心配はありません。
・高等部の「作業」は社会に出る準備としての授業であるので、礼儀、挨拶、時間厳守などを自分も考えさせられてとても良かったです。また、進路の授業はすごく悩むし大変でしたが、生徒に寄り添って授業を考えられるので充実です。ビルメンテナンスは慣れるまでがしんどかったです。でも慣れるとハマリます!
・「作業」は近い将来、社会に出て働くということを意識した授業です。他にも「言・経」や「生活」といった授業がありますが、実際に生活する中で一人一人どういったことが課題であるかを考えることが大切だと思いました。